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2016年7月

知っておきたい税知識"ワイズ" 7月版

2016.07.14

Q当社は、期末在庫に売れ残りの季節商品が800万円分ありましたので、評価減700万円を計上しました。

 

その結果、季節商品の期末評価額は100万円になりました。

 

その後、翌期首に特売セールを行ったところ、上記季節商品が400万円で売りつくすことができました。

 

上記経過を踏まえ、期末評価額を100万円としたことは、税務上何か問題がありますか?

 

お尋ねのケースでは、評価減に至る経緯がよく分かりませんが、結果的に翌期首には400万円で売れたとなると、期末評価額を100万円としたこと(換言すれば評価減700万円を計上したこと)が適正であったかが問題になると考えられます。

 

法人税の取り扱いにおいて、棚卸資産について評価減が計上できる例示として法人税基本通達9-1-4では、「令第68条第1項第1号ロ【評価損の計上ができる著しい陳腐化】に規定する『当該資産が著しく陳腐化したこと』とは、棚卸資産そのものには物質的な欠陥がないにもかかわらず、経済的な環境の変化に伴ってその価値が著しく減少し、その価値が今後回復しないと認められる状態にあることをいうのであるから、例えば商品について次のような事実が生じた場合がこれに該当する。

 

(1)いわゆる季節商品で売れ残ったものについては、今後通常の価額では販売することができないことが既往の実績その他の事情に照らして明らかであること。

 

(2)当該商品と用途の面ではおおむね同様のものであるが、形式、性能、品質等が著しく異なる新製品が発表されたことにより、当該商品につき今後通常の方法により販売することができないようになったこと。」 が示されています。

 

ご質問のケースでは、上記通達のような評価減を計上できる場合に当たるとしても、翌期首に400万円で売れた事実から判断して、実務的には期末評価額を400万円程度とみるのが妥当と考えます。

 

監修: 関東信越税理士会長野支部所属

金井秀夫 山浦修 藤澤義章 平井幸光 渡邉隆行

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 7月版

2016.07.14


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その3)

 

私たちの体の中で起きてくる反応は、すべてに目的があります。

意味もなく血圧が上がったり、下がったりしている訳ではないのです。

その感じは片足で立った時に立っている方の足の様々な筋肉をフル活用してバランスを取り、どちらにも倒れないようにしている姿に似ています。

脳卒中で亡くなる方が死因全体の15%、さらに脳卒中の内訳を確認してみると、一番多いのが脳梗塞で脳卒中全体の84%。続いて脳出血で亡くなる方が13%、クモ膜下出血で亡くなる方が3%となっています。

このうち、血圧が高いことが影響するのは2番目の脳出血だけで、一番亡くなる人数の多い脳梗塞はかえって血圧の低い人の方がなりやすく、クモ膜下出血も血圧の高い低いと発症は関係ありません。

ですから血圧が高いことが死因となる病気は、15%×13%=1.95%となり凡そ100人の人がいたら、2人は血圧を下げるための方策を取った方がよい人で残りの98人は血圧と死因は直接関係ない人・・・ということになります。

あなたは何のために血圧を下げる薬を飲んでいるのですか?血圧を下げる薬は一時的に必要があって使うことはあっても、飲み続けるべき薬ではありません。

血圧が上がるには、必ず理由があります。その原因を解決することが重要で、血圧を下げる薬は原因が解決されるまでの間、緊急避難的に使われるべきものです。

でも、現実には血圧を下げる薬を飲むだけで「なぜ血圧が上がったのか?どうすれば血圧を下げられるのか?」の検討がなされず、実践もされず「血圧の薬は一度飲み始めたら、一生飲むもの」という嘘が拡がっている現状です。

血圧を年齢や体質を加味して適正なものに保つには、血管の内側の粘膜を健康に保つ働きを持ち、かつ飲む人に合った漢方やサプリメントを使うこと(また、血管を健康な状態で保つにはコレステロールが必要です。)、血液の性質をドロドロにしないこと(コレステロールが高いことと、血液がドロドロすることはイコールではありません。

必ず実際に自分の血液がどのように毛細血管の中を流れているのか確認できる「血管観察:マーシィー稲田薬局で実施しています」をすべきです。)、そしてストレスをストレスとしない物差しを使うことで、交感神経がいつも優位になってしまう状況を減らすことが大切です。

(8月号につづく)

 

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