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ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 8月版

2016.08.15


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その4)

 

私たちの血圧は自律神経などの働きによって、一秒一秒、その時の最善の血圧を保つように、変化しています。嫌なことがあったり、苦手な課題に取り組まざるを得なかったり、気の合わない人と一緒にいたり、逆に嬉しいことがあったり、笑ったり、泣いたり、様々な状況変化が逐一血圧の変化となって現れます。寝不足が血圧を上げることもあります。上の血圧よりも下の血圧の高さが目立つ場合は、精神的な因子の影響が多いものです。一口に高血圧といっても、一人ひとり原因は全く異なります。理由など問答無用の西洋の降圧剤によるコントロールではなく、できる限り血圧が上がった真の原因を探し、その解決を図るようにしましょう。

 

 

家族との人間関係、会社での人間関係、新規事業の立ち上げ、月末の資金繰り

などなど・・、ストレスの種はいくらでも降って湧いてきます。心や頭では「いつものことだから平気!」と思っていても、身体はストレスを溜めこんでいる場合があります。資金繰りで頭を悩ませている間は血圧が上がってしまい、医師に血圧の薬を飲むように処方されても、資金繰りの目途がついたとたんに血圧が正常に戻ることなど、日常茶飯事に起きてきます。血圧を下げるのに「薬」より「お金」の方が効く例のひとつです。人間関係のゴタゴタがある間は血圧が上がり、問題が解決すると血圧が下がる例も掃いて捨てるほどあります。

 

 

漢方では、ストレスは「肝」に熱の形で溜まると考えます。「肝」は西洋医学的に表現すると「自律神経の調整」をする場所として捉えられていて、ストレスフルな環境下で「交感神経」が優位になる傾向を持ちます。「交感神経」が優位になると、心拍数が上がり、末端の毛細血管の中を流れる血液の量は制限されます。どんなに細くても人体内の血管の長さの98%を占める毛細血管を流れる血液の量が制限されると、血液量自体は変わらない訳ですから、血圧が上がります。こんな時は「肝」に溜まった病的なストレス由来の熱を身体の外に洗い流す漢方薬を用いると、血圧のコントロールが出来るのです。そういう働きを持った処方は沢山ありますので、その人の体質と症状に合った漢方処方を探し出すことが重要です。この選択を間違えると漢方薬は効きません。いかに鍵と鍵穴を合わせるように絶妙な処方選びを出来るかが、漢方薬の使い手の「腕」だということになります。(9月号につづく)

 

 

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