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ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 2月版

2017.02.15


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄


ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(コレステロールに関する誤解 その2)

 

J-LIT(日本脂質介入試験)』という臨床試験があります。これは総コレステロールと死亡者数、心筋梗塞死亡者数、ガン死亡者数の関係について"コレステロール低下剤服用中の全国52,421人を6年間、追跡調査した"という大規模なものです。これらの調査結果のなかで、コレステロール値が極端に高すぎる場合は別にして、「コレステロール値が低くなるほど死亡者数が多くなる!」というデータが今、注目を浴びています。とくにガン死亡者数ではその傾向が顕著です。このことはガンのリスクが回避できれば、かなり長生きできるということにもなります。さらに次のような驚くべき結果がみられました。

●コレステロール値が高くても低くても、死亡のリスクは大きくなり、むしろ低いほうがそのリスクは、より大きくなる。

●総死亡のリスクが小さいのは、200280mg/dlで、この範囲内の数値であればリスクは変わらない。

なかでも日本人の死因の20年以上トップであるガンについてだけみると、

● コレステロール値が低いほど、ガン死亡者は多い!

180mg/dl未満のガン死亡者は、280mg/dl以上の人の5倍だった!

これと同じようなデータは、他にも有名なところでは『八尾研究』などいくつも発表されています。

つまり"コレステロール値が高めのほうが長生き"ともいえます。

 

 女性がコレステロールを下げる薬(スタチン類に分類されるもの:現在コレステロールを下げる薬の多くは、このスタチン類です。)を飲んでも、LDL-コレステロール値が下がるだけで、それによって寿命は延びないことが確認されています(特に日本人の場合)。男性の場合も、スタチン類のコレステロールを下げる薬を飲むことで、LDL-コレステロールは顕著に下げるのですが、それが心疾患予防につながっていないことも分かっています(この試験の対象者は、心疾患ハイリスク群、家族性高コレステロール血症、狭心症、腎不全、 心不全、糖尿病などの人)。 

コレステロールを下げる薬(スタチン類)の持つ重大な副作用(糖尿病発生、ガン発生率増加、脳出血、認知障害、うつ状態、睡眠障害、記憶喪失、性機能障害、間質性肺炎、多発性神経炎、横紋筋融解症、広範な筋肉痛・筋肉圧痛、肝機能障害、黄疸、血小板減少など)を考える時、日本人でこれらの薬をあえて使う必要があるのか、大幅な見直しが必要です。次月もコレステロールについて考えてみます。

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