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健康コラム

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 3月版

2017.03.28


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

コレステロールに関する誤解 その3

 

1.        現在、日本のコレステロールの基準範囲(いわゆる正常範囲)は科学的事実に基づかず、患者数を増やすための値が設定されています。この基準は日本動脈硬化学会が定めたものですが、女性は小さな男として扱われ、おじいちゃんと孫が同じ基準で病的か健康かを測られます。およそ科学的とはいえず、コレステロールの専門医は使っていません。基準範囲が狂っているので、それをガイドラインにして診療をする日本の病院・医院の多くが過剰診療に陥っています。国のガイドラインを作る人間は、その分野で製薬会社から資金提供を受けていないメンバーにしないと、こういうことが起こります。

2.        LDL-コレステロール(可哀そうに悪玉と呼ばれている)が増えることに気を付けなければいけないのは、心筋梗塞のリスクを持っている人だけで、それ以外の人にとって悪玉ではなく、逆に80以下に減ってしまうと死亡率が上昇します。

3.        男性にとってHDL-コレステロールは手放しで「善玉」と呼んでいてはいけない存在です。HDL-コレステロールが90mg/dlを越えると、それに反比例してLDL-コレステロールが減るので、死亡率が上がります。しかし女性はHDL-コレステロールがどんなに上がっても死亡率は上がりません。

4.        「女性にはコレステロール低下薬は不要」これはすでに世界の常識です。女性の場合、心血管系の病気にかかっていても、いなくても、コレステロール低下薬の服用は総死亡率に影響を与えないことが分かっています。

5.     コレステロールが高いから心筋梗塞になるのではなく、心筋梗塞は血管の炎症が原因です。コレステロールは、炎症によって傷ついた血管を修復するために必須の成分です。傷ついた血管を修復するために集まってきたコレステロールは長い間、心筋梗塞の犯人としての汚名を浴びてきました。これは完全に冤罪で、例えるなら火事で消防隊が現場に駆け付けたら、放火の犯人にされてしまったようなものなのです。コレステロールを下げる薬剤を飲み続けると、原因不明で筋肉に力が入らなくなったり、やる気や元気がなくなったり、ガン・認知症・うつなどの病気にかかりやすくなります。薬剤師として、意図的に低く設定された基準値によって病人が量産され、それらの人々が不要な薬剤を飲まされ、その結果薬害が起きてくるという現状を放置できないので、この文章をお読みの会員の皆様だけでも、真実は何かを見極めて頂きたいと切に願います。

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 2月版

2017.02.15


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(コレステロールに関する誤解 その2)

 

J-LIT(日本脂質介入試験)』という臨床試験があります。これは総コレステロールと死亡者数、心筋梗塞死亡者数、ガン死亡者数の関係について"コレステロール低下剤服用中の全国52,421人を6年間、追跡調査した"という大規模なものです。これらの調査結果のなかで、コレステロール値が極端に高すぎる場合は別にして、「コレステロール値が低くなるほど死亡者数が多くなる!」というデータが今、注目を浴びています。とくにガン死亡者数ではその傾向が顕著です。このことはガンのリスクが回避できれば、かなり長生きできるということにもなります。さらに次のような驚くべき結果がみられました。

●コレステロール値が高くても低くても、死亡のリスクは大きくなり、むしろ低いほうがそのリスクは、より大きくなる。

●総死亡のリスクが小さいのは、200280mg/dlで、この範囲内の数値であればリスクは変わらない。

なかでも日本人の死因の20年以上トップであるガンについてだけみると、

● コレステロール値が低いほど、ガン死亡者は多い!

180mg/dl未満のガン死亡者は、280mg/dl以上の人の5倍だった!

これと同じようなデータは、他にも有名なところでは『八尾研究』などいくつも発表されています。

つまり"コレステロール値が高めのほうが長生き"ともいえます。

 

 女性がコレステロールを下げる薬(スタチン類に分類されるもの:現在コレステロールを下げる薬の多くは、このスタチン類です。)を飲んでも、LDL-コレステロール値が下がるだけで、それによって寿命は延びないことが確認されています(特に日本人の場合)。男性の場合も、スタチン類のコレステロールを下げる薬を飲むことで、LDL-コレステロールは顕著に下げるのですが、それが心疾患予防につながっていないことも分かっています(この試験の対象者は、心疾患ハイリスク群、家族性高コレステロール血症、狭心症、腎不全、 心不全、糖尿病などの人)。 

コレステロールを下げる薬(スタチン類)の持つ重大な副作用(糖尿病発生、ガン発生率増加、脳出血、認知障害、うつ状態、睡眠障害、記憶喪失、性機能障害、間質性肺炎、多発性神経炎、横紋筋融解症、広範な筋肉痛・筋肉圧痛、肝機能障害、黄疸、血小板減少など)を考える時、日本人でこれらの薬をあえて使う必要があるのか、大幅な見直しが必要です。次月もコレステロールについて考えてみます。

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 1月版

2017.01.20


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(コレステロールに関する誤解 その1)

 

 血液中の脂肪成分が標準よりも多い高脂血症には、コレステロールが多いタイプと中性脂肪が多いタイプがあります。長い間、コレステロールの含有量が多い食品(たとえば卵など)を食べると、血液中のコレステロールの値が上がってしまうので食べる量を控える食事指導が行われてきました。しかし一昨年、血液中のコレステロールの値は、その人が口にした食べ物の中に含まれるコレステロール量とは関係がないという発表がありました。


人間は肝臓でコレステロールを合成します。先天性(家族性)の高コレステロール血症の人は別として、そういう生まれながらの病気を持っている以外の人(つまり普通の人)は、ちゃんと血液中のコレステロール量を調整する能力を持っていて、コレステロールが沢山入った食品を食べても、血液中のコレステロール値が即上がることにはならないのです。先天性(家族性)の高コレステロール血症の人以外は、少なくとも食事の中に含まれるコレステロール量を気にせずに、食事を楽しんで頂いてOKです。


 コレステロールは脂質の一種で、人をはじめ動物が生きていく上で必要不可欠な栄養素です。とかく悪者扱いされるコレステロールですが、細胞膜を作る上で大切な材料ですし、脂肪の消化に必要な胆汁酸や、性ホルモンの原料になったりします。コレステロール値が低くなると血管が破れやすくなったり、免疫力が低下するなどの弊害が生じます。鶏卵や魚卵に多く含まれ、赤ちゃん用の粉ミルクには、わざわざコレステロールが加えられているほど大切なものなのです。人間はコレステロールなしには生きられないのです。


 コレステロールは、人体では脳・神経系、筋肉などに多く蓄えられています。これは必要な部分にはそれに見合うだけの量があるということです。たとえば体重70kgの成人男性の場合、約140gのコレステロールが体内に存在するといわれています。2月もコレステロールに関する誤解の話を続けます。

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 12月版

2016.12.15


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その8)


そもそも塩は、人類最古の調味料で生命にとって一番大切な栄養素であったからこそ、塩を交易する場所に「塩川」「塩島」「塩谷」「塩原」など「塩」に因んだ地名がつけられました。西洋にも

・ソルトコーツ(Saltcoats)...スコットランド ・ザルツブルク(Salzburg)...オーストリアなどの地名があります。「糖」という文字を使った地名を探すのは、ひと苦労なのと対照的です。

上杉謙信は敵である武田信玄に「塩」を送りました。それが美談になるのは、なぜでしょうか?

 

言語発生の観点からも、塩(sal=ラテン語)から「健康」を意味する「salus」という言葉がつくられ、生野菜には塩をかけて食べていたので、salad(サラダ)という単語が生まれたなど塩と健康は、切っても切り離せない関係にあることは明白です。

昔、炭鉱夫が地下の蒸し暑い坑内でツルハシを使って作業するとき、あまりに大量の発汗で体内の塩分が喪失し痙攣を起こして死ぬ者が続出する、という事故が多発しました。その後、鉱夫に塩をなめながら労働させると、そうした事故がなくなったという記録も残っています。最近の熱中症の多発も、過度の「減塩」が関係しているのではないでしょうか。

 

1930年代に、アメリカのテイラー医博が「抜き」の食事を続けて、自分自身で人体実験をしたところ、以下の結果から中止を余儀なくされたという記録も残っています。

34日目=食欲低下、冷や汗が出始める
57日目=名状しがたい全身倦怠感に襲われる
89日目=筋肉の痙攣が止まらず、実験中止

(ただし、ドイツには、ガンなどの時の食事法として、意図的に「塩抜き」をする「ゲルソン療法」という食事法があります。これも合う人、合わない人がいます。)

 

塩には下記のような働きがあります。

(1)  殺菌力がある。 (2)体液の浸透圧を一定に保ち、水分の代謝や体液のPHを維持する

(3)神経の興奮の伝達に関与する。 (4)筋肉の収縮作用に必須である。 (5)胃液、腸液

 胆汁などの消化液の原料となっている。 (6)体内の有毒物質の解毒をする。

 

したがって塩分不足は、新陳代謝の低下(体の老化)、食欲減退、筋肉の痙攣、心臓の収縮力の低下=血圧低下(脱力感、倦怠感)などを引き起こします。

 

2575歳までの207729人を対象に行われた米国国民栄養調査の結果、アルダーマン博士が世界的に権威のある医学誌「Lancet」に発表した論文をみると、「食塩摂取量の一番多いグループの死亡率が一番低く、食塩摂取量が少なくなるほど死亡率が高くなっている」のがわかります。

 

止められると3分で死亡するほど大切な空気(酸素)も、吸い込みすぎると痙攣や失神を伴う「過呼吸症候群」に陥ります。よって「出してから入れる」の基本通り「息は吐いてから吸え」ということで「呼吸」といいます。塩も同じことで、働いたり、お風呂、サウナ、岩ばん浴、運動などで発汗し、おしっこもたっぷり出してから、塩を摂ると、健康に悪いどころか、健康を増進するのです。出さないのに入れるのは問題です。(塩は水とともに行動するので、発汗・排尿で体外へ排出されます。健康はすべてバランスの上に成り立っています。)

※1月版からはコレステロールについてお話しします。

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 11月版

2016.11.21


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その7)

 

「塩はミネラルの塊であり、生命の源である海のエキス」です。

ただし、精製塩(人工塩)には他のミネラルは入っていませんから、私が呼ぶ「塩」からは除外します。

精製塩は、今すぐ使うのをやめましょう。

人類の祖先は海の中で生まれ、進化をしてきました。

やがて鰓(エラ)呼吸から肺呼吸に酸素の取り込み方を変えて、海から陸に生活の場を変えた祖先は、海を身体の内側に抱えた状態に保つことで、生命を維持してきたのです。身体の内側の海とは、私たちの血液であり、体液です。

血液のことを「血潮」と呼ぶのは、そういう意味があります。

その海のエキスである塩を「身体に悪いもの」としてどんな人にも一律に減らすことを求めるのは、自然の摂理に適っていません。

どんなによいものでも、過ぎたるは及ばざるが如しで、過剰摂取をよしとする訳ではありませんが、食べて「美味しい」と感じる塩味(鹹味)の濃さは、その時の体内のミネラルの状況によって変わるので、人間は無意識にちゃんと適正な塩分を食事からとっているのです。(不要な塩分はおしっこから出します。)

ミネラルはバランスが大切で、かつ体内で合成して作り出すことができないので、すべて口から食品としてバランスよく摂る必要があります。

地球上には92種類のミネラルがあるとされ、主要な16種類をはじめ、ほとんどは海水に含まれています。

主要でない76種類の微量ミネラルも、その一つが欠けても体内の生命活動に支障をきたします。

現代の栄養学は、微量なミネラルの存在は「微量だから」という理由で無視していますが、無視してよいミネラルは一つもないのです。

マルチミネラルという名前で販売されているミネラルサプリメントの最大の問題点は、主要ミネラルしか配合していないことです。

フランスの生物学者にルネ・カントンという人がいました。彼は人、犬、うさぎ、カエル、トカゲ、ハト、魚の白血球が、海水の中で正常性を保つことを実験で証明し、病気の犬の血管に薄めた海水を注入して、その犬を救い(この実験は公開実験だったので、大反響が起きました。)、ついに腸チフス末期で、余命わずかという人の静脈にも薄めた海水を注射し、その患者のすべての症状を奇跡的に回復させました。

その後、カントンは余命が限られた人に次々と同じ治療を施し、重病から救ったといいます。

カントンは「海洋療法(タラソテラピー)の父」と呼ばれるまでになりましたが、彼の死後、カントンの治療法をこころよく思わない人たちにより、彼の存在と治療法がなかったことにされて、現在に至っています。(12月号に続く:引き続き「塩」の話です。)

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