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健康コラム

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 10月版

2016.10.17


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その6)

 

血圧の高い人には減塩が大切だと言われています。

しかし減塩による効果は高血圧の患者さんの中の20%くらいに当たる「食塩感受性の高い人(余分なナトリウムをおしっこから出すことが苦手な人)」以外はほとんどなく11グラム当たり1mmHg下がるか下がらないか・・というレベルです。

3年も経つと差が出なくなります。

医師がなぜ血圧が高い傾向のある患者全員に「塩を減らす」ように言うかというと、「誰が食塩感受性がわからないから」という理由です。

1週間徹底した減塩をして、血圧が変わらなければその人は「食塩感受性」ではありませんから、その人に単なる減塩は意味がありません。

食塩は心臓や血管に悪影響があるから、全員に指導する価値があるというのが日本循環器学会の主張ですが、それは食塩が強い陽性を持つ食品だからで、陰性の食品(代表的なのは野菜・海藻)の摂り方が少なく、食塩や肉(陽性の食品)の摂取量が多いと、身体が陰陽のバランスを崩し、陽性が病的に強まってビーフジャーキーのように血管を固くし、もともと陽性の臓器である心臓にもダメージを与えるという理屈です。

長野県は日本で食塩摂取量の多さ第2位ですが、野菜の摂取量がダントツの1位で、人口10万人当たりの高血圧患者数は全国35位、脳血管疾患患者数は全国33位、そして平均寿命は男女ともに全国1位という結果になっているのです。

「命を奪う塩」という作り話は、以前にも増して疑問視されるようになりました。

近ごろは学者たちも、「塩分を少なくするようにとアドバイスすれば、人によっては害になる可能性があるかもしれない」と考えはじめています。

汗のかき方も必要な食塩量に関係します。

食塩が不足すると、元気がなくなり体温が低下します。特に老人の場合、塩を控えるのは危険です。

精神能力にも有害ですし、喉があまり渇かなくなって極度に液体を飲まなくなってしまうからです。

熱中症がこんなにも増えていることの原因の一つに意味のない「減塩」が挙げられるのは、そういう理由によります。

11月号につづく・11月号も「塩」のお話です。)

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 9月版

2016.09.15


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その5)

 

150万人の健康診断によるデータを分析して、正常な血圧の範囲を最高血圧(収縮期血圧)147まで、最低血圧(拡張期血圧)94まで、とする発表が2014年に日本人間ドック学会からありました。皆様も記憶に新しいと思います。

欧米では上の血圧が130を超え、下の血圧が90を超えたら、生活習慣の見直しを始めることを推奨しています。重要なのは薬を飲み始める基準ではないということです。ちゃんと医師が、目の前の患者さんの生活習慣(特に食習慣)の指導を行い、ストレスマネージメントの方法を教え、ちゃんと血圧が下がるまで面倒をみるなら、130-90という血圧で、広い意味での治療を始めることは、理に適っています。

でも日本の現実は違います。そんな手間暇かかることをしていたら、病院は潰れてしまうからです。「塩分を控えめに」一言いえば、指導をしたことになるのですが、それだけでは血圧は下がりません。でも、私は、患者さんが血圧が上がる意味を理解し、その原因を理解して、ちゃんと生活と食事の改善をし、太っている人は標準体重まで体重を落とし、ストレスへの対処方法を学び実践したら、血圧を下げる薬を飲まなければらない人の数は激減すると考えています。

何度も繰り返しますが、原因を解決することなく、表面的な血圧の数字合わせをしているだけでは、その人は血圧では死なないかもしれませんが、別の病気で本来の寿命より早く最期の時を迎えることになったり、自立した生活が出来なくなったりするのです。

写真のグラフをご覧ください。血圧が高ければ、血圧を下げる薬で帳尻を合わせておけば済むほど、人間という動物は単純に出来ていないことを理解していただけると思います。


ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 8月版

2016.08.15


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その4)

 

私たちの血圧は自律神経などの働きによって、一秒一秒、その時の最善の血圧を保つように、変化しています。嫌なことがあったり、苦手な課題に取り組まざるを得なかったり、気の合わない人と一緒にいたり、逆に嬉しいことがあったり、笑ったり、泣いたり、様々な状況変化が逐一血圧の変化となって現れます。寝不足が血圧を上げることもあります。上の血圧よりも下の血圧の高さが目立つ場合は、精神的な因子の影響が多いものです。一口に高血圧といっても、一人ひとり原因は全く異なります。理由など問答無用の西洋の降圧剤によるコントロールではなく、できる限り血圧が上がった真の原因を探し、その解決を図るようにしましょう。

 

 

家族との人間関係、会社での人間関係、新規事業の立ち上げ、月末の資金繰り

などなど・・、ストレスの種はいくらでも降って湧いてきます。心や頭では「いつものことだから平気!」と思っていても、身体はストレスを溜めこんでいる場合があります。資金繰りで頭を悩ませている間は血圧が上がってしまい、医師に血圧の薬を飲むように処方されても、資金繰りの目途がついたとたんに血圧が正常に戻ることなど、日常茶飯事に起きてきます。血圧を下げるのに「薬」より「お金」の方が効く例のひとつです。人間関係のゴタゴタがある間は血圧が上がり、問題が解決すると血圧が下がる例も掃いて捨てるほどあります。

 

 

漢方では、ストレスは「肝」に熱の形で溜まると考えます。「肝」は西洋医学的に表現すると「自律神経の調整」をする場所として捉えられていて、ストレスフルな環境下で「交感神経」が優位になる傾向を持ちます。「交感神経」が優位になると、心拍数が上がり、末端の毛細血管の中を流れる血液の量は制限されます。どんなに細くても人体内の血管の長さの98%を占める毛細血管を流れる血液の量が制限されると、血液量自体は変わらない訳ですから、血圧が上がります。こんな時は「肝」に溜まった病的なストレス由来の熱を身体の外に洗い流す漢方薬を用いると、血圧のコントロールが出来るのです。そういう働きを持った処方は沢山ありますので、その人の体質と症状に合った漢方処方を探し出すことが重要です。この選択を間違えると漢方薬は効きません。いかに鍵と鍵穴を合わせるように絶妙な処方選びを出来るかが、漢方薬の使い手の「腕」だということになります。(9月号につづく)

 

 

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 7月版

2016.07.14


(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その3)

 

私たちの体の中で起きてくる反応は、すべてに目的があります。

意味もなく血圧が上がったり、下がったりしている訳ではないのです。

その感じは片足で立った時に立っている方の足の様々な筋肉をフル活用してバランスを取り、どちらにも倒れないようにしている姿に似ています。

脳卒中で亡くなる方が死因全体の15%、さらに脳卒中の内訳を確認してみると、一番多いのが脳梗塞で脳卒中全体の84%。続いて脳出血で亡くなる方が13%、クモ膜下出血で亡くなる方が3%となっています。

このうち、血圧が高いことが影響するのは2番目の脳出血だけで、一番亡くなる人数の多い脳梗塞はかえって血圧の低い人の方がなりやすく、クモ膜下出血も血圧の高い低いと発症は関係ありません。

ですから血圧が高いことが死因となる病気は、15%×13%=1.95%となり凡そ100人の人がいたら、2人は血圧を下げるための方策を取った方がよい人で残りの98人は血圧と死因は直接関係ない人・・・ということになります。

あなたは何のために血圧を下げる薬を飲んでいるのですか?血圧を下げる薬は一時的に必要があって使うことはあっても、飲み続けるべき薬ではありません。

血圧が上がるには、必ず理由があります。その原因を解決することが重要で、血圧を下げる薬は原因が解決されるまでの間、緊急避難的に使われるべきものです。

でも、現実には血圧を下げる薬を飲むだけで「なぜ血圧が上がったのか?どうすれば血圧を下げられるのか?」の検討がなされず、実践もされず「血圧の薬は一度飲み始めたら、一生飲むもの」という嘘が拡がっている現状です。

血圧を年齢や体質を加味して適正なものに保つには、血管の内側の粘膜を健康に保つ働きを持ち、かつ飲む人に合った漢方やサプリメントを使うこと(また、血管を健康な状態で保つにはコレステロールが必要です。)、血液の性質をドロドロにしないこと(コレステロールが高いことと、血液がドロドロすることはイコールではありません。

必ず実際に自分の血液がどのように毛細血管の中を流れているのか確認できる「血管観察:マーシィー稲田薬局で実施しています」をすべきです。)、そしてストレスをストレスとしない物差しを使うことで、交感神経がいつも優位になってしまう状況を減らすことが大切です。

(8月号につづく)

 

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 6月版

2016.06.15

血圧を薬で下げている人は、薬を使わない人より脳梗塞が2倍多い

薬剤師:北澤尚雄
(株)永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

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 食べ物の中に含まれるコレステロールの量は、それを食べた人の血液の中のコレステロール量には影響を与えない。」

「コレステロール値は下げなくてもよい」

「傷口はガーゼで塞ぐと余計に治りが遅くなる」

「下痢の時に西洋薬の下痢止めを使ってはならない」「結核をBCGで予防している国は日本だけ」

「効果がないことがわかっている抗がん剤を世界一消費しているのは日本」

「土や動物に触れる機会が減り、無菌環境が整うほど認知症は増える」

日本の常識が世界の常識でないことが、医学の世界でも数え切れないほどあるのです。

「根本的原因を解決しないまま血圧を西洋薬で下げ続ける行為は脳梗塞や認知症を増やす」これは読者の皆さんには真剣にお考え頂きたい事項です。

 血圧は、大雑把な目安ですが年齢に90を足した最高血圧が、年齢相応の血圧値だと言われていました。

 現在は20歳の人と同じ血圧でないと病的だから、血圧を下げる薬を使うべきだ、という基準に変わっていますが、この基準自体に疑問を投げかける医師は多数存在します。

 血圧が高くなることの根本的原因は、①食べ過ぎ(物質的過剰)②体にマイナスに働くネガティブな感情の溜め過ぎ(形のないものの過剰・特に「責任」というキーワードに絡む感情的圧力が過剰になっていることが多い。)です。

 ここに手を付けずに、結果としての高めの血圧を薬の力で問答無用の形で下げ続けることは、臭いものに蓋をして、真の原因の追究を先送りしていながら、問題は解決したとする場当たり的な対応です。

 その対応による影響が一番出てくるのは、脳だということです。血圧の薬を飲む前にすべきことは沢山あります。(7月号へつづく)

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