お知らせお知らせ

  1. HOME
  2. お知らせ
  3. 健康コラム

健康コラム

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 5月版

2016.05.16


㈱永寿屋本店薬局代表
マーシィー稲田薬局
漢方相談総責任者
薬剤師:北澤尚雄

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の智恵(高血圧編その1)


ストレスが原因で発症する生活習慣病の中で、もっともポピュラーなのは血圧症です。

血圧は極論すると、心臓よりも高い位置にある脳に充分な血を送るため血液に掛けている圧力です。

キリンのように脳が高い位置にある動物の上の血圧は300くらいあります。人間の身体の中を走る血管には、太い血管・中ぐらいの血管・細い血管・毛細血管があり、そのうち毛細血管の長さはすべての血管の98%に当たると言われます。心臓も他のもっと太い血管もこの毛細血管に血液を送り込むために存在しているのです。

人間社会でいえば、太い血管は高速道路、中ぐらいの血管は国道や県道、そして毛細血管は自宅前の路地にあたります。細胞は家です。私たちの心がストレスの多い状態になると、毛細血管の中を通る血液量が減ります。特に脳細胞への血流量が足りなくなると、脳は心臓に「もっと強く血液を送って!」と指示を出します。それに心臓が応えて血圧が上がります。ストレスが一時的なものであれば、そのストレス状況が解決することで血圧は普通の状態に戻ります。

しかし慢性のストレスが続くと血圧は高止まりをするようになります。(しかしその血圧は脳の血流量を確保するために必要な血圧だというのが事実です。)脳の血流量の根本的改善をしないまま、この血圧を薬で下げてしまったら、脳の細胞たちはどうなるでしょうか?どうぞ想像してみて下さい。

血液中の糖や脂肪が多く、血液の粘度が上がって流れにくくなり、流れにくい血液を動かす為に高い血圧が必要になり高血圧になる場合もありますが、これは食べ過ぎ・飲み過ぎが原因で、食べ過ぎ・飲み過ぎをやめられない根本原因はストレス(心の食欲)ですから、結局、本をただせばストレスが原因だということになります。(6月号に続く)

                                

ストレスフルな経営者に役立つ漢方の知恵 4月版

2016.04.15


㈱永寿屋本店薬局代表 マーシィー稲田薬局 漢方相談総責任者 薬剤師:北澤尚雄


今月より長野法人会の経営者の皆様に、東洋医学(主に漢方)から観た身体と心と食生活の関係について、予防と病気の根本治癒に関する情報を連載させていただくこととなりました。

 どうぞ、よろしくお願い致します。

 簡単に自己紹介をさせて頂きます。社名は㈱永寿屋本店薬局、創業は江戸時代の寛政年間(1790年代)。初代北澤太七が善光寺門前の大門町に薬舗を構え、現在私で8代目になります。温故知新の精神で、西洋医学が苦手とする体質病・慢性病・生活習慣病・精神疾患などの根本治療を得意としています。

 さて弊社を含め、中小企業の経営において最大のリスクは、経営者本人や

経営幹部の病気です。釈迦に説法になってしまって恐縮ですが、中小企業ほど

経営者の在りようがその会社の成績に直結することは間違いなく、ましてや経営者が病気で第一線に立てなくなったとしたら、それはどんな経営環境の変化より大きなリスクになることでしょう。

 このコラムをお読み頂いている経営者の皆様も、すでに何種類かの病院の薬をお飲みになっているかもしれません。高血圧・高コレステロール・高中性脂肪・糖尿病・高尿酸血症などの薬、胃の薬、便秘薬、心臓の薬、精神安定剤・眠り薬・痛み止め・抗生物質・抗ウイルス剤・ステロイド剤などなど、様々な西洋医学の理論から作り出された薬があります。その存在を否定する必要はなく、ハサミや包丁と同じで、正しく適正に本当に必要な期間に使用することは病気や症状を和らげるために大切なことです。特に抗生物質・麻酔薬・ステロイド剤は、西洋医学の素晴らしい発見だったと思います。これらの薬が発見・発明されたお陰で、外科手術が出来るようになったことが、最大の功績です。救急医療や、外科医療において、東洋医学(漢方)は、西洋医学に太刀打ちが出来ません。(術後の体力回復に関しては、漢方が活躍する場面が出てきますが・・・。)

 しかし、体質病・慢性病・生活習慣病・精神疾患などは、西洋薬が表面に出ている症状を緩和することは出来ても、それらの原因を根本的に解決することが出来ません。西洋薬とは例えると営業利益が出ない会社にとっての急場を凌ぐ運転資金の融資のようなもので、会社の経営体質を黒字化する根本対策を取らない限り、いずれ行き詰まります。美味しい野菜や果物を作る名人は、まず真っ先に良質な土作りをするのと同じで、私たち人間の身体も病気の根本原因を見つけ、それを改善することによって、西洋薬を使わなくても健康でいられる人生を送ることが大切なのではないでしょうか。経営者は常に様々な経営課題に対して適切な判断と指示・行動を迫られます。そこに生まれるストレスフルな毎日の生活は、最大の病気の原因となります。ご本人が強靭な精神力を持っていて、心がストレスを感じないでいても、肉体がストレスを受けている場合もよくあります。ストレスは肉体の中で病的な熱(エネルギー)に変化し、その人の肉体的な弱点の場所に「慢性炎症」を引き起こします。「慢性炎症」は火事に例えると小火(ボヤ)のようなもので、火災報知機が作動しない程度に細胞を蝕みながら拡がり、やがてガンや動脈硬化・高血圧や糖尿病やウツや認知症などの病気として表面に現れてきます。ストレスやネガティブな感情が怖いのは、それらが主となって発症する病気が、表面から徐々に体の奥に向かって拡がるのではなく、いきなり臓器や身体の深部に異変を起こす点にあります。漢方が素晴らしいのは、心と身体を一体のものとして捉え、上記のようなストレス性の病気を根本から改善する方法を持っているからなのです。(来月に続く)

 

今月のポイント : ストレスフルな生活は、誰もが各々持っている肉体の弱点の場所に「慢性炎症」を引き起こし、やがてそれが「ガン」「動脈硬化・高血圧」「糖尿病」「ウツ」「認知症」など約9割の病気の原因になる。

お知らせ

一般社団法人 長野法人会
〒380-0904 長野市七瀬中町276(会議所ビル3F)
TEL 026-227-0011/FAX 026-224-2655

Copyright (C) 長野法人会. All Rights Reserved.